おはようございます。
ご無沙汰しておりました。
先日お休みをいただいて、札幌で講習会に出席させていただきました。
当店には毎日髪のことで長年お悩みのお客様がいらっしゃるのですが、難しい髪質だったり、縮毛矯正やパーマ、カラーなどによる度重なる施術を続けてきた結果、ご自分ではどうすることもできなくてお困りのようで、藁をもすがる気持ちでご来店いただく場合が多く、通常の施術ではどうすることもできない状態だったりするので、髪質の判断や施術方法を間違えるとアウトになってしまう繊細な技術を強いられ、日々勉強の毎日です。
少しでもお客様のお悩みが解消できるようにお手伝いさせていただきたいと思いますが、それには私一人の力では無理なんです。
お客様もこちらのアドバイスに耳を傾けていただいて、無茶なことはしないでご自分に合ったホームケアやスタイリングをしていただくことが重要となります。
一度傷んでしまった髪は決して元に戻ることはありません。
しかし悪い部分を少しずつなくして、できるだけ傷めない施術をすることでご自宅でのスタイリングも楽になってまとまると思いますので、これからどのようにしていくことがいいのか一緒に相談しながらスタイルを作っていきたいと思います。
どこの美容室へ行っても髪質などの問題で仕方がないと諦めて来られた方も当店には沢山いらっしゃいますが、少しずつ希望のヘアスタイルに近づけていくことで、個人差はありますが皆さん1年後には悩みがなくなって、ヘアスタイルを変える楽しみができたと喜んでいただいているようです。
それでは今日も長年クセ毛でお悩みだったお客様のビフォー&アフターをご紹介させていただきたいと思います。
Before
こちらのお客様のお悩みは、バサバサと広がってしまうクセのせいでボリュームが出てまとまらないことでした。
そこで毎日200℃のストレートアイロンを使ってセットしていたので、前髪と表面の毛先がビビリになってしまい、他の部分の毛先も枝毛とパサつきで広がってしまってお困りだったようです。
それから本当はあまり明るくないくすんだ色のカラーを希望されていたようですが、毎回明るすぎの赤味の出るカラーになっていたこともお悩みだったようです。
本当は伸ばして長くしたかったようですが、まずはできるだけ傷んでいる部分をなくしながらクセ毛を扱い易くして、毎日のお手入れが楽でまとまるようにすることが大事なので、お客様にそのことを説明させていただいた上で許せる範囲でカットし、真っ直ぐすぎない縮毛矯正をさせていただくことにしました。

カット後
カットをさせていただいたらこんな感じでクセが出てしまいましたので、これからストレートアイロンを使わなくてもまとまるように縮毛矯正をさせていただくことにしました。
あれだけカットしてもまだビビリと枝毛部分が完全にはなくならなかったので、これから少しずつカットしていくことにしました。

縮毛矯正終了後の濡れている状態
濡れている時はこんな感じです。



After
ご覧のようにまだ毛先に枝毛が残っていますので、パサつかないように毛先中心にソーマオイルをつけてから乾かし、軽く内巻きにしたらこんな感じになります。


フラッシュ撮影時
これでご自宅でのスタイリングも少しは楽になるのではないかと思います。
初来店から2ヵ月半後
カット+簡易ハナヘナハーブトリートメント終了後
今回は毛先の枝毛部分をできるだけなくすように、2~3cmカットさせていただきました。
前回の縮毛矯正から2カ月半が経ちましたが、まだまだ維持していらっしゃるようなので、ご自分ではブローもストレートアイロンもしないで、ざっと乾かすだけだったとおっしゃっていました。
それからお客様はくすんだお色を希望されていたので、トリートメントも兼ねてハナヘナのハーブトリートメントを簡易的にさせていただきました。

フラッシュ撮影時
前回よりも今回の方が艶も出ていい感じになったと思います。
これからは念願だったロングヘアに向けて、伸ばしている途中も楽しみながら過ごしていただければいいな・・・と思います。
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