こんにちは

今日は最近以前にも増して増えてきた
髪の傷みでお困りのお客様について、記事を書かせていただきたいと思います

ここのところ当店へ髪の悩みでお困りのお客様から問い合わせがあり、後日ご来店いただいた際に髪を拝見しながら今までのお悩みや美容室やご自宅での履歴やお手入れ方法など詳しくお伺いしたところ、皆さんの共通点は
クセ毛さんで、
度重なる縮毛矯正+明るめのヘアカラーを定期的にされていらっしゃるということです。
どのお客様も口を揃えて
「今まで縮毛矯正でクセが綺麗にのびたことがないので、縮毛矯正した次の日から毎朝ストレートアイロンで30分以上格闘しながら無理矢理収まるようにしていたの・・・」とおっしゃいます。
本来、縮毛矯正をすればブローはほとんど必要なく、サラサラのストレートで湿気の多い日や汗をかくようなことがあってもお手入れいらずで快適なはずですが、このようなお悩みを抱えていらっしゃるお客様は、そもそも縮毛矯正した時点でクセがちゃんとのびていなかったことが原因だと思います
本当だったら縮毛矯正できちんとクセがのびていればストレートアイロンをする必要もありませんので、傷みが増すこともないと思います。
何よりサラサラのストレートになることで毎朝のストレスが減るので、一日のスタートが気持ちよく過ごせると思うんです。
もし縮毛矯正できちんとクセがのびていなかったり、濡れていると真っ直ぐだけど、乾かしたらボサボサで洗い流さないトリートメントやオイルをつけないとまとまらないなど、心当たりのあるお客様はご自分でヘアカラーするのは避けていただきたいと思います。
そして高温でのストレートアイロンやヘアーアイロンのご使用もされない方が良いと思います。

こちらのお客様は4ヶ月程前に他店様で縮毛矯正されたそうです。
それから2ヵ月半程前にご自分でヘアカラーをされたとのことです。
ご来店時は肩につく長さのスタイルでしたが、前髪やトップなど中心に部分的に数か所3~5cmの束でこのように短い毛がありました。
恐らく縮毛矯正した部分と新しく生えてきた部分の境目が断毛してしまったのだと思います。
原因は縮毛矯正の施術に問題があったのだと思いますが、加えてご自宅でのヘアカラー、そして毎日の高温でのストレートアイロン使用で、髪が限界に達してしまったのだと思います。
こうなってしまったら、新しく生えてきた毛をできるだけ傷めずに伸ばしていくしかありません。

こちらのお客様は何年もの間縮毛矯正をしていて、飽きたらパーマをかけて、また飽きたりまとまらなくなったら縮毛矯正という風に何度も繰り返して来られたようです。
そして最後に半年前パーマをかけたらとうとう限界に達してしまったのか、チリチリ&ボサボサ&ビビリ毛になって手に負えなくなってしまったとのことです。
更に追い打ちをかけるようにご自分でヘアカラーをされたら、耳から前の髪が千切れてしまって毛先は全てビビリ毛になってしまったようです。
これではスタイルとして成り立たないので、ご自分で毎日時間をかけて前髪はストレートアイロンで真っ直ぐになるようにし、他の部分はコテでカールさせていたようです。
お客様には今後無茶なことはしないというお約束で施術させていただくことにしました。
そして1度や2度の施術ではご希望のヘアスタイルにすることは困難であること、少なくても1年は修正しながらできるだけ悪い部分をカットしてなくしていくことをご説明し、ご納得いただいた上でご来店いただいております。
もしこのような状態になってしまった場合は、信頼のおける美容師さんにできるだけ早く相談してみてください。
そして傷んでいる部分を早くなくすように、許せる範囲でカットしてもらうことが美髪への一番の近道です。
勘違いしないでほしいのは、高級なトリートメントなどしても一度傷んでしまった髪の毛は治らないということを・・・
これから縮毛矯正をしようかな?とお考えの方は、値段が安いからという理由でお店を選ばないでくださいね。
縮毛矯正は大変難易度の高い技術ですので、ただストレートにすればいいってものじゃないんです。
後から後悔しないように、お店選びは慎重に・・・

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