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美容室エンジェルハーツ

北海道道南地区、北斗市にある美容室エンジェルハーツのブログです。
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月別アーカイブ  【 2012年10月 】 

ヘアカラーの色味

今回は、ヘアカラーの色味についてお話させていただきます

各メーカーで色の呼び方が少しづつ違っていますが、基本的な色合いは変わりませんので、当店で使っているカラーでお話させていただきます。

ヘアカラーには大きく分けて、二つの色に分かれます。

暖色系寒色系という二つに分けて表現することが多いかと思います。

暖色系というのは、オレンジやブラウン、ピンクやベージュといったような赤系の色を中心とした色味です。
あったかみのある色
という事で暖色なんて呼ばれています。


一方、寒色系の色というとアッシュやプラチナ、ミント(マット)、ゴールド(イエロー)などのちょっと寒々しい色という事で寒色という風に呼んでいます。

アッシュという色は、グレー(灰色)が混ざった感じの色で、発色は少しくすんだ感じの色に仕上ります。

また、マットはグリーン系の色でグリーンぽい色になります。が、見た目でグリーンになるわけではなくて、透かしてみるとグリーンぽいという感じです。

男性が好んでするのは、どちらかといえばこちらの寒色系の色で、特にアッシュなんかが人気があります。
あまり派手にならず自然な感じに仕上るところがいいようです。

女性の場合だと、寒色系の色の場合、少しさみしくなるので暖色系のブラウンやピンク、オレンジなどを混ぜて使う事が多いです。

milbon_ordeve_02.jpg


秋と言えば、やはり暖色系のホッコリした暖かみのある色が好まれるようです。

ブラウンやオレンジ、ベージュなどの色をベースにしてバイオレットやラベンダーなんかを混ぜて深みを出したり、ベージュにオレンジでオレンジベージュにしたりと、ほっこり系の色味が良い感じです。

色の明るさも、それほど明るくしないので色の明るさで言えば8番か7番ぐらいがちょうどいいかも。

でも、カラーは人それぞれ好みもあるので、最後は自分の好きな色をしとけば間違いないですが・・・

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【 2012/10/17 (Wed) 】 ヘアカラー | TB(0) | CM(0)

髪のダメージ

いつも高いシャンプー&トリートメントに洗い流さないトリートメントなど買ってホームケアしてるのに、全然髪が良くならない
それで美容室でトリートメントも施術してもらっていて、数日はサラサラ&ツヤツヤなのにそのあとは返って傷みが増したようなそうお考えの方って結構いらっしゃいませんか
実は私もそのひとり

学生の頃は枝毛なんて全然ありませんでしたが、美容師になってからというものほとんど毎月のようにパーマやカラーをしていたので、私の髪はボロボロ
見せかけだけの艶じゃなく、髪本来の艶を取り戻すために良いと言われるものは何でもやってみましたが、結果はいつもその場限りで1週間と持ちませんでした。

でもここにきてやっと何かが見えてきたような
私自身の髪が本当に良くなっていく状態をお客様に見ていただくのが1番だと思い、数か月前からDO-Sのシャントリ&ハナヘナ&カットで様子をみています。
私の場合は20年もの間髪を傷めつけてきたので、そう簡単には良くなりませんが、少しずつ良い方向へ持って行けたらなと思っています

私が影響を受けたこの方が素髪についてわかりやすく説明していただいているので以下引用させていただきます。

illust1926_thumb.gif



ヘアダメージを語る上でに 大前提があんだな!


髪の毛は 死滅細胞・・・



パーマでもカラーでも 痛むことはあっても 直ることはありえない。

厳密に言えば シャンプーしたってトリートメントしたって
コーミングですら ヘアダメージはしているんだ!



手触りや質感をよくするには 皮膜=コーティング が一番!

シリコンだろうがキトサンだろうが 人工でも天然成分だろうが 一緒だ!

そして 出来るだけそのもちを良くするために 洗浄力のやさしいシャンプー
皮膜たっぷりのトリートメントやコンディショナー、リンス。
スタイリング剤やアウトバストリートメントも皮膜で髪を覆う。

美容室でパーマ、ヘアカラー、縮毛矯正、トリートメントをすると

その時点が最高の仕上がり(表面的)

あとは それをどれだけ長持ちさせるのか?




これが 一般的な 考えだな。



髪は死滅細胞。 自己修復はしない。 だから 身体とは違う!
でも 俺は思ったんだ 

肌だって 角質層はそうだろ あれも 剥がれていくだけだ。。



そんで 俺は 髪と肌に たとえて 考えてみた。。

女性のメイクと洗顔だな・・・

メイクする人は 化粧落とし(クレンジング)して洗顔すんだろ

毎日メイクする人は 当然だが 毎日するだろ。


ファンデーションつけっぱなしじゃ まずいだろ・・・

肌 ボロボロになるよな!?



じゃ 髪はどうなんだ!

皮膜=コーティング が いわば ファンデーションだな~

なんで シリコンやら油脂でコーティングしっぱなしで 取らないんだ???




市販モノなんかシャンプーにもシリコン入れてるし

美容師の勧める アミノ酸系やら自然に優しいシャンプーやらも
皮膜取るクレンジング効果まであんのか疑問だし・・・

しかも 美容師がするパーマやカラーにも沢山使われてるし
トリートメントコースとか 何週間もちますとか 自慢すんだろ(笑)

それに髪には パーマやカラーなんかすると
すんげ~わりぃ薬品が中まで浸透してんだぞ・・・


肌と違い 死滅細胞だから いいんだろうか?


今は みんな 毎日シャンプーするだろ~
トリートメントの手触りなんか 1日持てばいいんじゃねぇの???


1週間以上もつ 顔のファンデーションなんか ねぇよな!?


って事から 考えていって・・・


髪のツヤとか手触りよくする 
ファンデーション(皮膜)も別に毎日シャンプーすんだから
毎回、毎日つけてりゃいいんじゃねぇの!?

別に 持たす必要性なんか あんまりねぇだろ!

って 考えたんだ。。


シンプルに考えりゃ いいだけだ

シャンプーは汚れ 落とす クレンジング

トリートメントは持ちなんか1日でいい。。メイクと一緒だ。



ちょうど そのときに 知り合いのパーマ液やシャンプーなんかの開発してる先生が
同じようなこと言ってて それに 乗っかったんだ。
そんで そのおっさんが作ったシャントリの試作品で 色々 試してみた。


いろんな 発見があった。。



ホームケアで このシャントリしてくれたお客さんが
パーマやカラーなんかをするときに すごく楽になる。
そりゃそうだ いらん皮膜がないから 薬の浸透も良い!
だから 負担がすくなく 施術できる。。


パーマやカラーには なんらかの 残留成分があるはずだ
それが 早く取れるので パーマやカラーの持ちが良くなった。


 素髪 ってもんを発見しちゃったのだ♪



この辺りで 俺様のパーマやカラーの処理剤に関する意識も変わったんだ。


余分な油やシリコンなどの皮膜がなければ 髪は軽い!
っ~ことで パーマのウェーブが 凄く出やすいんだ。
これは すぐに 実感できた。

本当に目から鱗だったぜ!



あと

お客さんの 意識が変わった・・・
これは 俺が 考えたんじゃない
実際に担当してる お客さんに 教えてもらった。

それまでは 美容院で施術したときが 最高の状態!
で~ 帰って 毎日スタイリングしていくと だんだん 状態は悪くなる(当然だ)
すなわち そのお客さんからすると 髪は痛んでいくと感じるんだ。。。

そんで 店でのパーマやカラー行程もできるだけ 皮膜を抑えて施術していくと

パーマやカラーをしたときは たいして手触りやツヤは良くないが
毎日スタイリングしていっても 状態は変わらない。 

この 変わらない! って事は お客さんの感覚だと


痛んでいかない パーマやカラーに感じるんだ。。


いや 人によっては 髪の傷みが直って言ってる! って感じるんだな。




これを 聞いて 俺様は 感動すら覚えた。。


正直に言って これは 正当な理論なんかじゃない
髪と 肌じゃ 違うし~
皮膜や 残留成分の 考えも 色々 あるんだ・・・


だけど 俺は 実際のお客さんの意見で これでいんじゃないかと思った。


そんで 俺様の独断と偏見で妄想した 
ヘアケアは 実際のパーマやカラーの行程に結びついていくんだ。






髪の手触りは 正直言って 表面の皮膜だけだろ って・・・





独断と偏見だからね(爆) 妄想話だから いいだろ♪




たとえば 皮膜たっぷりの髪にパーマするとしたら


表面をコーティングしてるから パーマ液が浸透しにくい
  ↓
なおかつ前処理剤やらで保護?(邪魔)する
  ↓
パーマ液は表面の皮膜成分を溶かそうとする(アルカリ)
  ↓
1液の放置タイムが必要以上に長くなる
  ↓
パーマ液の1液でキューティクルを傷める(溶かす)
  ↓
やっとかかったときには キューティクルも痛んでる(穴ぼこだらけ)
  ↓
ボサってした かかりあがりになる(汗)
  ↓
手触り悪くなるんで 上から皮膜をはる
  ↓
髪の内部にパーマ液の残留を引き起こし 余計に痛む!
  ↓
表面だけ綺麗で 中はぐちゃぐちゃのアホ毛の出来上がり♪
  ↓
ホームケアでも優しいシャンプーで皮膜を取らないようにする(おちつく?)
  ↓
トリートメントで皮膜をはる(もちがいいらしい)
  ↓
最初に戻る


破滅へのループだろ(爆)






んで 素髪な状態でしたら


表面をコーティングしていないので パーマ液が浸透しやすい
  ↓
処理剤を使わなければ、最小限の還元で必要なパーマが効率よく出来る
  ↓
パーマ後も皮膜なしで洗浄力のあるシャンプーを使えば残留成分が早く除去できる
  ↓
ホームケアでも皮膜なしなので、重力に逆らわずパーマもしっかりと再現できる
  ↓
最初から皮膜が無ければ、お客さんも痛んでいく感じがしない
  ↓
最初に戻る




これが 素髪なんだ!




んでな この考え方を 進化させ 熟成させて行くと


パーマなんぞ 重力に逆らうメニューは

ばっちり ウェーブがでるようになった。


縮毛矯正も ペタって しらじらしいストレートで

お人形さんの髪みたいじゃなく

自然な ストレートヘアになっちまった・・・



ヘアカラーの褪色も 最小限だ


現場で毎日 お客さんの髪を触ってないと わかんないし

表面しか見れない 盲目美容師にゃ 理解すらできねぇだろうがな・・・



どうですか少しはおわかりになっていただけましたか
【 2012/10/17 (Wed) 】 素髪 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

きゅーちゃん

Author:きゅーちゃん
はじめまして。北海道北斗市七重浜(函館の隣町)でひとり美容室「美容室エンジェルハーツ」を経営しております。

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