セルフカラーとは美容室でなく、
自宅で(自分で)染めるヘアカラーのことです

お客様の中にもセルフカラーをされている方が結構いらっしゃいます。
不景気の影響と施術の手軽さから、泡状のカラー剤を使ってセルカラーをしている方が多いようです。
料金や時間のことを考えると自分で染めることは決して否定はしませんが、プロの立場としてその危険性だけは伝える責任があると思ったので、今日はセルフカラーとサロンカラーの違いについてお知らせ致します
そもそもカラーをすること自体が髪を傷ませてしまうので、サロンカラーだから傷まないというのはウソです
美容室のカラー剤は種類が多く、お客様の髪の状態によって使い分けています。
基本的に、既染毛(すでに染まっている部分)は、パワーの弱い薬で十分に染まりますので、新生毛(新たに生えてきた黒髪の部分)とは必ず薬を使い分けます。
既染毛は、ただでさえダメージを受けやすい状態になっているので、強い薬を使っちゃうと傷みがどんどん進行してしまいます。
セルフカラーだとこの使い分けが全く出来ませんので、気づいたら髪がボロボロなんてこともよくある話です。
カラー剤の多くは化学物質でできていますから、体に無害なハズはありません。
それを直接頭皮に付けるものですから、使用後は特に注意が必要です。
美容室では染めた後に必ず乳化(薬を頭皮から浮き上がらせる)をして、頭皮に残った薬をきれいに洗い流すようにしています。
当店ではそのあとにカラー剤の1液に含まれているアルカリ剤やブリーチ剤の残留成分と2液の過酸化水素を除去&抹消をする施術も行っております。
サロンカラーではこのように素人の皆さんができないような技術を行っておりますので、その分が技術料として加算されるためセルフカラーよりもお値段が高くなるということです。
サロンカラーとセルフカラーの違いをきちんと理解した上でセルフカラーを行ってください。
できれば
毛先まで全体にお薬がついてしまう泡カラーの使用は控え、根元のリタッチ(新しく生えてきた部分)のみのカラーで髪へのダメージを最小限に抑えるのが◎です。
ご相談いただけましたら私の方で薬液の選び方、塗布の仕方、ホームケアの仕方などアドバイスさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください


(0138)83-5371
